東京都知事選

 昨日石原慎太郎知事の4銭不出馬が宣言され、東京都知事選には、神奈川県知事 現職の松沢氏、宮崎県知事 元職の東国原氏、ワタミ会長の渡辺氏、そして共産党の小池氏等が出馬表明をしている。
 理解できないのが、これまで他県の知事をしていた人物が、その県の知事を辞して何故東京都知事なのか?マスコミは興味本位でそれらを、そして有名人ばかりを報道している。
 顔の見える市民から票をいただき、これまで3期12年市議会議員を務めてきた自分のとっては、
1 これまでいただいてきた県民からの信任、期待はどうするのか?
2 過去、その県の知事としてやってきたことの目標(公約)は何であったのか?そしてその目標は既に達成できたのか?
3 他県の知事をやっていた人が、当選したからといって直ぐに東京都民のために働くことが出来るのか?
4 マスコミの偏った報道は選挙違反にはならないのか?
 通常であれば、「飛ぶ鳥後を濁さず」で、他所の知事に出馬するのであれば、きちんと県民に説明し、そして皆さんに理解してもらってから出馬表明すべきではないかと思うが?果たしてそれはされているのだろうか?
 「政治家として」というよりは「人間として」何を考えているのか?私には大きな疑問である。
 今の国政もそうであるが、個人の利害、主義主張で政治が右往左往させられていることに失望を感じると同時に、そんな政治屋をマスコミ報道にのせられ、当選させてしまう我々日本人の資質にも大きな疑問を感じる。