余りの凄さに愕然!

 東北地方太平洋沖地震で被災されました方、心よりお見舞い申し上げます。
 被災地の状況そして津波の映像を見るにつけ、涙無しでは見られません。6年半前の中越地震を思い出すと同時に、それ以上のすざまじい光景に只々心が痛むばかりです。
 被災された方々の心の安らぎが一日でも早く訪れることを心よりお祈りいたしております。また、お亡くなりになられました方々のご冥福を心よりお祈りいたしております。

 昨日未明に発生しました中越地方南部(長野県北部)の地震の震度は6強でしたが、幸いかな長岡は震度3の揺れで、全く被害はなく、家族はじめ地域は無事でしたのでこの場を借りて報告いたします。

 さて、今回の東北地方太平洋沖地震は、地震だけではなく大津波という未曾有の大災害であり、加えて、人災とも受け取れる東京電力福島第一原発の事故が、更に被災者の方々に大きな不安と迷惑を掛けていることに、何故中越沖地震柏崎刈羽原発の教訓が生かされなかったのは疑問でなりません。

 東京電力の再三に亘る失態、そして原子力保安院なる役所の対応も全くお粗末極まりない状況で、これまで何をしてきたのか?最終的には責任逃れ的な答弁に始終する会見を見るにつけ、政治も含め国の組織が慢性的な疲労状態になっており、危機管理や緊急対応が出来ないこと呆れかえっています。
 一刻一秒を争う状況に「原因調査中、関係機関に照会中」などという発言を国民が注視する中、よくもまあ、抜け抜けと言えるに驚きました。
 大災害を巨大災害にしないためにもリーダーの対応が注視される時です。誰の為かを良く考え迅速な行動を取ってもらうことを祈るばかりです!