大津波から1週間

 2時46分丁度NHKを見ていたら、山田町の避難所の方々の30秒の黙祷が放映されましたので、一緒に手を合わせこの1週間のことを脳裏に思い浮かべました。
 被災された方々にとっては、一生忘れられない出来事であり、そして悲しく、切なく、寒く、苦しく、お腹の空いた1週間であったと思うと同時に、何時まで続くのかという不安で一杯の黙祷でああったのではないかと思います。
 また地震津波はいざ知らず、人災ともいうべき原子力発電所の大事故には本当に言い尽くせない怒りを感じておられるのではないかと思います。
 3連休明けには、私の前のコミュニティーセンターにも多分数十名の福島原発の事故から逃れて来られた方々が避難して来られるのではないかと思いますが、一時避難であれば然程問題無いと思いますが、長期化する可能性がある今回の事象ですので、その際の対応も良く考えた上で受入れなけばならないと思います。
 他市では早々に多くの被災者を体育館などに受け入れており、マスコミは美談として放送していますが、長期化すれば多種多様な問題が生じて来ます。ましてや市民ではない、他所の人への対応については、長期化すれば様々な苦情や批判がでることも予想されます。
 経費負担の問題、長期化した際の教育や仕事、そして介護の問題など様々な問題が予想されます。
 このような問題を国や県がきちんと詰め、最後の責任を取って呉れるのであれば???と思いますが、今の国、国政の状況では期待できそうもありません、最後には受けた自治体で解決せよ!等という形になるのでは?と大いに心配しています。
 そのような状況になったら避難された方々にとっても、そして市民にとっても不幸な状況になりうることも懸念されます。
 困っている人を直ぐに助けてやることは大切なことですが、今回の事象ではもう少し長期的な展望、国・県の対応が明確になってから受けれた方が、お互いよろしいのではないかと思いますが?