可愛いアルパカ

　山古志油夫（ゆぶ）にあるアルパカ牧場をUNEHAUSの仲間と一緒に訪問しました。
　１２頭ものアルパカがおり、２頭の赤ちゃん以外は毛刈りが終えたばかりでした。
　毛刈りを終えたアルパカの姿は、以前見た時よりも貧弱な格好でしたが、首筋をしっかり伸ばし、鳴いたりせずに悠然として立っている姿は、今に生きる我々人間が学ばなければならない姿勢のように思えました。
　また、毛刈りをした体に寄って来る虻を一生懸命取ってやろうとする仲間の姿に優しさを感じました。
　とても人懐っこく柵を隔てて首を撫ぜてやると気持ち良さそうにし、別のアルパカも寄って来ます。
　トイレの場所がアルパカ同士でしっかり決められているのか、２か所の糞の溜まった所で皆トイレをしているのに驚きました。
　「アルパカにも、男子、女子トイレがあるのだ！」とつい冗談を言いましたが、後になってやってきた地元の人のお話ですと、油夫に居るアルパカは全てメスで、オスは別の所に居るとのことで、あっという間に冗談が嘘だと分かって皆大笑いでした。
　余りの可愛さに、ついつい時間の経つのを忘れてしまい｢出発します！」と催促するまで、アルパカの虜になっていました。