裁判

 今日初めて裁判所へ行き、裁判を傍聴しました。
 幾つもの裁判が同じ法廷で同時刻から開廷され、順番に進行される状況を目の当たりにし、余りの手際の良さ?スピーディさに驚きました。
 民事裁判でしたので、テレビドラマで見るような弁論の戦いはありませんでしたが、もう少しお互い弁論をさせれば、短期間で結審するのではないかと感じる点もありました。
 余りにもたんぱく機械的な対応に結論を先送りにしているような印象さえも受けました。
 民事訴訟にしても刑事訴訟にしても人間同士の争いです。原告も被告も次回裁判までどうなるか?例えばどちらかが死んでしまったり、急に都合が悪くなって、次回裁判に出席できない場合も十分想定される訳なので、出来るだけ短い期間で正確なジャッジを下すことも肝要であるようにも感じます。
 最近は弁護士が足りなという報道がされていますが、それ以上に裁判官の数が足りないのではないかという印象も受けました。
 急ぎ過ぎて間違ったジャッジをすることは決して許されることではありませんが、1回の裁判の時間をもう少ししっかり取って、原告、被告にとって短期間で、早い時期に結審をすることが肝要に思えます。
 初めての裁判傍聴、大変勉強になりました。