貯金利息の利子税

 今日ある金融機関から普通貯金の利息の通知があった。利息期間は口座を開設した日から8月21日までの約4ヵ月間、貯金利息は20円、その内、国税として15% 3円、そして地方税に5% 1円が引かれ、貸し越し利息が16円との報告である。
 この利子報告に一体いくらかかっているのだろうか?
 葉書の印刷費、郵送費だけでも利子の20円は超えていると思う。そして、これを管理する金融機関の職員の賃金、そして国や地方の公務員の労賃を考えたら一体幾らになるのだろうか?
 貯金残高は決して少額ではない。これまで低額の税金:利子税を徴収するための費用対効果は試算されているのだろうか?しかし、このような手続きをしても金融機関や役所には決してマイナスにはなっていない。マイナスを被っているのは貯金者だけである。
 増税と云う声が新首相の口から聞こえて来るが、この時期、低額の利子税などは一層のこと廃止すべきではないかと考えるが?