新しい年を迎えて!

 新年明けましておめでとうございます。
 新年を迎え既に3日が経ちました。「光陰矢の如し」ぼ〜としている内に時間は経ってしまいます。時間は誰にも平等に与えたれたものですが、使い方によって随分差が生じますが、その差は一体何なのか?と思うと大したことではないようにも感じます。
 これまで様々な目標に向かって忙しく動き回って来ました。「早く早く、もっともっと沢山」をモットーにやって来た結果、健康を害したり、人を傷つけたりはして来なかったか?とふと考え込むお正月です。
 50半ばを迎え、体も衰えをみせ、あと何年生きられるのかと指折り数えてしまう今、これから先どう生きたら良いのか?と考えてしまいます。
 これまでは職業柄、家族をそっちのけ、犠牲にして色々なことに首を突っ込んで忙しく飛び回り、それをこなして行くことが仕事であり社会貢献、そして自らの勉強であると思っていましたが、本当にそうであったのか?とも今反省しています。

 さて、昨年の大災害で「絆」が強調されました。夫婦の絆、親子の絆、家族の絆、地域の絆、そして社会の絆と色々な絆が大切であると言われていますが、とかく我々働き世代にとっては、最初の3つの絆より、仕事の絆や地域、社会の絆が重要視されていますが、まず最初に大事にしなければならないのは、最初の3つの夫婦、親子、家族の絆ではないかと思います。
 我が家も夫婦仲睦まじく、親子仲好く、そして楽しい家庭を築くため、皆で努力したいいと思います。

 人間も生物の一員である限り、後世に種を伝えることが天命であると思います。
 結婚し、子供をもうけ、そして家族を作り、家内安全、家族繁栄すること、それが生を受けたもの務めであると思います。
 損得で結婚を考えたり、子供を作る作らないなどと考えたちする昨今、生涯独身を貫く人が少なくありません。今の社会「金さえあれば生きられる」という誤った考えが、社会をおかしくしているのではないかと思います。
 絆を強調するのであれば、まずは身近な絆から、そしてその絆を作るべく、国民全体で努力すべきではないかと思います。
 少子化を憂いて将来不安を抱くのではなく、また金をやるから子供を産め!というような損得勘定の政策ではなく、しっかりとした教育で国を治める政治を期待したいと思います。

 大災害の翌年、新しい絆作りに努力し、年間の新生児の数が100万人を突破するような目標を国として掲げてはどうかと思います。