今日の一之貝

今日のお客さん(中越防災安全推進機構

 UNEHAUSがある一之貝は標高250m、今日の積雪は168cmとなっています。
 既に2回雪下ろしをしましたが、今日は終日雪が降り30cm程の積雪がありました。
 一之貝は中山間地の集落ですので、地下水(伏流水)は乏しく、長岡市の市街地で当たり前に見かける「消雪パイプ」はありませんが、集落の真ん中を走る県道の両側の側溝は、左右2日交代で、雪を流すための水が轟音を立てて流れていますので、ブルドーザーがかきわけて置いて行った雪のお土産を道路側溝の蓋(グレーチング)を開けて投げ込むことが可能なので、たいへん重宝しています。正に「雪という厄介者を水に流してしまう!」といった感じです。しかし、寒気が続くとこの流雪溝(側溝)の水量が減少したり、枯れてしまうこともあるので、楽観はできません。
 道路の除雪は、市街地に比べしっかりしています。というのは、排雪場所が十分確保できていること、つまり、市街地の様に家が連担(家が込む)していないため、ロータリー除雪車で空き地に雪を飛ばすことができるので、多少雪が多くてもロータリー車を使えば道路幅は確保できます。また、1日1回の除雪車の出動ではなく、降雪量に合わせ随時出動してくれることも大いに助かります。
 しかし、雪の坂道・山道は慣れないドラーバーには恐怖が一杯、四輪駆動でない車では、一旦雪のある坂道で止まってしまったらもう登れないということも珍しくありませんし、急ブレーキ、急ハンドルをしようものなら、スリップして新雪や雪の壁に突っ込んでしまい、立ち往生してしまうこともしばしばですので、出来るだけ暗い夜道の運転は避けなければなりません。
 また、車には必ずスコップ、ロープ、雪かき棒、麻袋、防寒具、帽子、手袋等を用意しておかなければなりません。
 しかし、白一色の世界は一寸幻想的、そして、たまの青空には、正に清々しさと気持ち良さを実感できます。
 これからどれだけ雪が降るのか?そして何日晴れ間があるのか?全く見当はつきませんが、冬の真っただ中、既に4月の好天と雪消えの際に立ち上る湯気が待ち遠しい今日この頃です。そんな一之貝UNEHAUSへ一度お越しください。