新しいしごと

hiroshikaro2012-05-25

 昨日はNPOヒーローズ・ファームと長岡市役所栃尾支所の地域振興係のスタッフの方々がウネハウスを来訪され「新しいしごとづくり」について熱く語り合いました。
 高齢化・過疎化の進む中山間地域の集落には「限界集落」と呼ばれる集落がすでにいくつかあります。
 村を人に例えるならば、ただ死をじっと待っている村が正に限界集落です。夢も希望も持てない、ただ死を静かに迎えたいと望む村には子どもも若者もそしてしごとも活気もありません。
 しかし、これまで幾多の困難と闘いながら何百年も続いてきた村が、何不自由ない物資的には非常に豊かになった時代に亡くなってしまうのは?正に皮肉としか言いようがありません。
 道路も整備されインターネットもケーブルテレビも整備されたのに?正にもったいない話しです。
 これまで守り続けてきた田畑は荒れ、山は荒れ、川には土砂が堆積してしまい、大雨が降ると直ぐに溢れてしまう。
 そんな中山間地に新たなしごとを起し、そこで若い人たちが働くようになれば、きっと限界集落から「元気集落」に変わっていくのではと期待しています。
 そんなに大儲け出来るしごとではなく、高齢者や障害者でも携わることのできる小さな仕事:しごとを起すことにこれから1年汗をかいてみたいと思います。