東京の学生との交流

 秋分の日、東京からの9名の大学生、そして栃尾からの高校生1名の計10名が、午前中千秋が原河川敷の畑でジャガイモ掘り、午後からは一之貝の田んぼで稲刈りを手伝って呉れました。
 今回来て呉れた学生の出身校は箱根駅伝出場校の「中央、専修、神奈川、日本、法政・・・」といった有名大学が多く、一般ボランテイアの方は「駅伝大学だな〜」と云ってられました。駅伝の強い大学出身生が多いので、皆元気が良く、特に女子学生の元気良さには圧倒され、頼もしささえ感じさせれらました。
 暑さもひと段落し絶好の農作業日和、皆、礼儀正しくキビキビと動く若者に感心しました。
 
 午後からの稲刈りは、機械の入らない多少ぬかる田んぼ、身動きが制限される中での作業は初めてのようで、四苦八苦しながらの初体験に皆喜んでいましたが、主催者としては、もっときちんとした刈り方、稲の束ね方、稲のはざ架けの仕方を教えたかったと思いましたが、主催者の私達も初心者が多く、指導とまでに行はきませんでしたが、翌日の日曜日、前日村の方々から教えて貰ったことをひとつひとつ自ら実践してみると、然程難しいことではないことが分かりました。
 次回は、まずしっかりオリエンテーションをしてから開始し、参加者全員がより農業に関心を持ってくれるよう心掛けたいと思います。
 そんな意味で今回はイベント・お楽しみ会的になってしまった稲刈りを反省しています。
 唯の体験ではなく、なにかひとつ技術を学び、自らの特技として持ち帰って貰うことを目的に交流すれば、若い人たちは『技術を学んだ村』という学校に戻って来て呉れるのではないかと思いました。