ロマンチックなカマクラ

 ウネハウスのお隣の剣持さんが毎年、手の込んだカマクラを作られる。屋根の雪を利用した奥行き10m程のカマクラは、柱などもありなかなか立派なもの。
 土曜日はインターン生荒木君の誕生日だったので、佳き思い出作りで、皆で椅子と机、そして甘酒と米菓を持ち込んで誕生祝いをした。
 当然雪中なので温度は2〜3度、吐く息も白く、またカメラのレンズも曇ってしまいなかなか上手く写真が撮れない。
 しかし、澄んだ空気、そして白一色の風景は正にロマンチックな雰囲気を醸し出す。日常とは一寸変わった環境に自由な心持になれたような感じがした。
 寒かったので15分位の滞在であったが、カマクラから外へ出た時は「現実に戻った!」という感じ、正にカマクラの中は別世界であった。
 白い風景と白い柱はローマ時代の神殿を彷彿させる正にロマンチックなカマクラであった。
 雪を楽しみ、そして雪の効用を感じ得たひと時であった。