いじめ問題

 昨晩、中学校でいじめ問題を考える地域サポート会議が開催された。県や市の教育委員会から「いじめ根絶」を謳った資料が何枚も配布され、地域の学校でもいじめが大きな課題になっているのか?と思ったが、幸いかな地域の小中学校では目立ったいじめは存在しないとのことで安心した。
 いじめがあった場合その対応はどのようにするのか?先生方と議論したが、私がPTAをしていた10年前とは学校、先生の対応が随分改善されたという印象であるが、保護者である親への対応はより難しくなってきているとの報告もあった。
 携帯のネットによる子ども同士の中傷合戦に親同士で話し合ったが埒が明かず担任の先生が駆り出される。責任は学校の指導にあるような言い分に、先生からは携帯の使い方をしkっかり確認もせずにただ子供に与えた親にこそ責任があるのだ!と言いたいところだが、今の社会、そこが言えないのが現状の様だ。そんな時こそ地域の識者が諭すように助言するのがサポートチームの役割ではないかとの結論で会議は終了した。
 最近の会議?日本の会議?いつもシャン!シャン!シャン!で、殆ど主催者の説明に終始し意見も出ずに終わるのが通常、もっと言いたいことをしっかり議論し、有意義な会議を進めることがお互いの理解に繋がり会議の成果が出るのではないかと思うが、意見を言えば責任が、そして批判されることを恐れてただ聴く側に回ってしまっているという傾向も否めない。
 大人も子供も日頃からしっかりと議論を戦わせることでお互いの理解を深めれば、いじめという陰で人を中傷するような陰湿な行為が減るのではないかと思うが?
 コミュニケーションの練習を積むことを社会全体で取り組むことこそが、いじめ根絶に向かうのではないかと思うが?