東山豪雨災害

 昨日未明の雨は本当に酷い雨でしたが、我が家の周りは高台であり川もないのでお陰さまで大きな被害はありませんでした。
 5時過ぎ起きてコンピューターに向かって仕事を始めようとしたら、栃尾支所の方から「栃尾地域は大変な雨が降って大きな被害が出ているがウネハウスは大丈夫ですか?」との電話で、慌てて家を出て一之貝のウネハウスへ向かいましたが、車を走らせ僅か2分の東山山麓の集落では、川が溢れ道路が川となり土砂や木々を運び通行不可能となっていました。
9年前の7.13水害の事が思い出され、当時浸水したと地域を避け、見附市内を通り栃尾の中心街を抜け1時間程掛けて一之貝ウネハウスに辿りつきました。

 途中、側溝の蓋からは泥水が溢れ、山道では崖が崩落し道路の半分を閉塞、一之貝に近づくにつれ今回の雨の凄さを実感しました。

 お陰さまでウネハウスは、割れた屋根瓦から雨漏りがあった以外は大きな被害はありませんでしたが、田んぼの被害はどうか?と田んぼへ向かった所、県道は川となり多くの土砂が堆積し、また、田んぼへ向かう農道の坂道は、田んぼの畔(クロ)が抜け落ちてしまい農道を完全に封鎖しており、到底田んぼまでには行る状況ではありませんでしたので諦めて退散してきました。

 
 坂道や崖の近くの家は道路に溢れた水が軒下ったので、一家総出で泥をかき出されており改めて被害の甚大さを実感しました。
 大変な雨でしたがまだまだ被害状況が把握できないのが現状で、私達の田んぼも含め農地がどうなっているのか本当に心配です。
 これまで頑張って米作りをしてきたのに?一夜の雨で水の泡、後始末も考えるとこんな条件の悪い中で農業をやらなくても?と思いますが、村の人達が愚痴を言うこともなく、黙々と後片付けや復旧作業に励んでおられる姿を見て、私も頑張らなくては!と元気を貰いました。