長岡の資源リサイクル

 今日は資源リサイクルの関係者の方々と話をする機会がありました。
 平成16年地震前10月1日からのごみの有料化に伴い、焼却ごみや、埋め立てごみの量は減り、長岡の資源のリサイクル率も向上したかのような統計となっていますが、話し合いの結果、以下の3点について検証改善すべきと感じました。
①燃やさないごみはビニール袋に入れて出されるようになったので、金属品をはじめリサイクルできるごみとビニール袋が混ざってしまい、分別が難しくなってしまった。
②それまで分別して出されていたビン缶ペットボトルが一緒に出されるようになり、リサイクルできるビンまでが壊されてしまい、カレット状にされリターナブル利用がされなくなった。
地震を契機に地域コミュニティの重要性がクローズアップされているにもかかわらず、資源ごみの集団回収事業(いわゆる廃品回収)を実施する回数、団体が少なくなり、その資源ごみのは行政回収へ回ってきており、業者の負担も増大しつつあるので、もっと集団回収の奨励しなければならない。
 資源のない日本、そして日本のごみが海外では相当額で取引されている現状、また中国やインドの産業発展に伴い、資源が足りなくなってしまいますますごみの分別、リサイクル化が重要な時代となっている現在、時代と逆行しているような上記3点状況について、今後現場を検証しつつ改善していきたいと思いました。