栖吉地区青少年育成会連絡協議会を知っていますか?

お話しいただいた先生方

 昨晩は概ね町内会単位で活動している栖吉地区内にある単位育成会の代表者が集う第1回常任幹事会が開催されました。小生は既に9年間役員を務め子ども達の健全育成にがんばってきましたが、育成会も様々な問題を抱え大変な状況です。協議会は単位育成会では実施出来ないような行事を実施すること及び今回のような常任幹事会を開催し情報意見交換を行う会です。
 会議では、役員の選任、そして平成19年度の活動計画

予算が満場一致で承認され、その後、各育成会の本年度の紹介、そして出席頂いた小学校の先生、そして児童館の先生から最近の子どもの状況についてお話してもらいました。なかなかいい話だったので概要を下記しました。

K先生
『栖吉には悠久山や東山など素晴らしい環境に恵まれた地区であることをまず自覚しなければならない。学校経営においては、子供たちを真ん中に置いた思考が大切だ!子供を中心に考え、大人の目線ではなく、子どもの目線で、これまでやってきたこと、そしてこれから取り組むことを考え直そうと言っている。外に出たとき、自分の子供(栖吉の子供)の自慢をしよう。他所で褒めよう!自分たちの地域や学校に自信をもって地元をもっとアピールすることを心掛けている。また、地域の方々にいろんなことを、これまで以上に依頼したい。地域の力を借りて学校を良くしようと考えている。ずうずうしいと思われるかも知れないが、協力要請をした時は、是非お願いした。

O主任児童委員
 『学校の子供数が減るが、児童館の登録人数は増える一方である。クラブの登録者は現在50名、プラス一般の児童参加も含めると、毎日60名程の子供が来ている。怪我が心配であるが幸いかなこれまで大きな問題はない。1年生は元気が良い。挨拶がしっかりしている。高学年は返事、挨拶がない。お楽しみ会やみんなで一緒にゲームをするが、負けるのが嫌なのか参加しない子供も少なくない。また、みんなで一緒に何かしようとする時、一緒になれない、一緒にしたくないと感じる子供も少なくなく一体感に欠けることがある。消極的な子供も目に付くので「みんなでやろう会」を実施している。大人の話をもっとよく聞いて欲しい。親の躾に問題があると思うが、ひとつ何かきちんとできていれば、何でもできる。お母さん同士の情報交換の機会が必要だ。

感 想
 我々親たちは忙しさに任せ、自分の都合のみを優先し、子どものことを学校や児童館、地域に任せ過ぎてはいないか?親が手抜きして子育てを人任せにすることで、子ども達の状況は良くない方向に進んでいる傾向にあると思う。少しでも時間を割いて子どもと一緒に何かしよう!
 「子どもの安全は親が守る」「自分の子だけでなくお互いの子どもの面倒を見合う」をモットーとし、もっと親の子育て参加が必要かつ重要な時期であると思う。