資源リサイクル会社

紐きり機械

 昨年12月、長岡市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画を策定し10年間を計画期間とし「徹底したごみの排出抑制と資源物のリサイクル」を目指し現在計画に沿った事業を実施しています。来年4月からは「ごみと資源物の分け方と出し方」が全市で統一される予定です。
 資源リサイクルを手掛けている業者のプラントを見学してきました。紙ごみの回収が中心の業者でしたので、行政回収や集団資源回収で出される新聞紙や広告を束ねたビニール紐を切り取り回収する機械を見せてもらいました。

 また、分別された古紙は約1.2tの重量の大きな固まりとなり番線で梱包され製紙工場に運ばれて行きました。

 リサイクルも大切ですが、それ以上にごみを出さないリデュース:ごみ発生抑制の方がより重要であると思うと同時に、発生抑制を推進する為にはごみを製造している?メーカーや流通業界の積極的かつ真摯的な取り組みが第一である思うのに、きちんとした法律の制定がなされぬま今日に至っており、残念ながら国民のモラルや末端行政である市町村行政のごみ行政に期待するのみの環境政策となっています。
 環境国ドイツでのサミットで「美しい日本や美しい星」等と力説し環境問題に世界の環境先進国とそて取り組むと宣言した首相の国でありながら、リデュースへの取り組みが国として全くなされていないことに有言無実行の政治に落胆しています。
 参議院選挙の公約として是非ごみ減量を掲げてもらいたいと思いました。