克雪・防災特別委員会

 本日標記特別委員会が開催され、今冬の除雪状況の説明の後、防災についての項目で、「中越市民防災安全士」のことについて質問・提案しました。
 防災安全士は、中越市民防災安全大学で所定の課程を修了した人たちに与えられる資格で、これまで3年間で150数名の方々が認定されています。しかし、活動が始まって間もないこともあり、市民への認知度はまだまだで、また、認定を受けた方々はバリバリ活動されたい方々が多く、その活躍の場を創設していくのも行政の役目と思っています。
 これまで、防災安全士の方々は、自主防災会を立ち上げる際にアドバーザーとして、そして町内単位、防災会単位で行われる防災訓練などにも参加されていますが、その方々が町内、地域にきちんと認知され、紹介されてこそ能力の発揮が期待出来ます。
 防災安全士になられた方で昨年3月に「中越市民防災安全士会」を立ち上げられ、現在活躍の場を探しておられます。
 長岡地域では、地域・小学校区単位でコミュニティーセンターが設置され、コミュニティーセンターには地区社会福祉協議会や地区防犯安全協会などが組織化されていますが、大きな地震を経験した長岡でありながら「地区防災安全協議会」的な組織が未だないので、その組織を立ち上げ、組織の中心的存在として防災安全士の方々が活躍してもらうべきではないかと提案しました。
 防災安全士は地震や災害の時に活躍するように思われがちですが、実際の所は平時に防災を通して防災安全士の方々が活動することで、地域のコミュニティの形成がなされ、そして地域としての防災力も高まると確信しています。 
 防災安全士の方々の認知、そして活躍をみんなで応援しようではありませんか!!!