学校給食と食育

 今日は小生が所属しております文教福祉委員会が開催されました。
 先週の本会議から学校給食に関する議論が盛んに繰り広げられて来ましたが、今日も学校給食の毎日お米の議論がなされました。
 子どもの食なのに、議員や教育委員会が「栄養価が高い」から「食育の観点から」から「肥満対策になる」から「給食費が上がる」からというような質疑応答が繰り広げられて来ているのに、痺れを切らしてしまいついつい大声で発言してしまいました。
 「給食を食べるのは子ども達である。何を食べるかは我々第三者が議論する前に、保護者や学校そして栄養士などできちんと話し合うべきではないか?」「議会や教育委員会はその議論を元に、どのように対応するかを決めるべきで、最初の議論がなされないで、第三者が毎日米を食わせるとか?食わせないとか?という議論するのはおかしいのではないか?」と???
 また、給食は年間僅か190食余りしか食べていない訳で、毎日三度の食事をすると計算すると1095食の内の190食となるので、僅か食事の回数の内17%でしかない給食をこんなにまで議論するよりも、より家で食べる食事に焦点を当てるべきかとも思います。
 家での食事を疎かにして、給食に栄養価を求めたり、食育を求めるのは親の責任回避に他ならないような気がしてなりません。
 「今は食育が出来ない親や家庭が多いので、食育は学校が担っている」との発言もありましたが、食育が出来る親を育てるのも教育ではないかと思います。
 親も食べることが殆どない給食をもって子どもの食育をするなんて?土台無理な話、家庭での食事をどうするかをもっと真剣に話し合うべきではないかと思います。その導入として学校給食のあり方についてもっと積極的に保護者PTAで議論させてみてはいかがかと思います。
 来月1月22日に長男の中学校で給食試食会が開催されるとの案内が昨日あり、今朝代金298円を添えて申し込みました。
 数年前小学校の給食をいただいたことがありますが、今度は中学校の給食「量はどうなのか?」が一番関心があります。長男は毎日サッカーサッカーで羨ましいほどガリガリです。いつも腹を空かせているので、もっと量を!とも思いますが、100の議論よりも1食、食って、考えた方が良いのではないかと思います。