学校給食 2

給食を仲良く分け合う生徒

 学校や栄養士は、保護者や教育委員会の多種多様な要望に応え、廉価で栄養価が高く、そして子ども達が美味しいという給食を目指し、頑張っている努力は高く評価しています。その上に箸の持ち方から食事の意味、そして自給率のことまで教えろというのは一寸無理があるように感じます。
 「食は広東にありでは、なく家庭にあり」であって本来食事、食育は親が中心になって行うべきものであって、学校や教育委員会、行政が行うべきものではないはずなのに、有権者の言い分をきちんと聞いていないと次回の選挙に影響するという、政治家の姑息な考えが、子どもの教育をゆがめているような気がしてなりません。
 親の役割、家庭の役割はなんであるのか?食育を公で論じる前に、まず、親やPTAできちんと論じるべきかと思いますが???
 自らの役割を忘れ、人に委ねているのような親では、その子どもは推して図るべし、子どもを育てるのではなく、まず親を育てることが一歩であると思います。