文京シビックセンター

hiroshikaro2009-04-23

 東京都文京区 後楽園遊園地そして柔道の殿堂 講道館の脇に建設された「文京シビックセンター:文京区役所」は正に驚きの建物であった。一見、東京ドームホテルかな?と思ったが興味津々中に入ったら区役所であることが分かった。

地上27階、地下4階、展望ラウンジ、展望レストラン、そして地上24階の議場、3階には1800人収容の大ホールを備え、区役所機能だけでなく健康センター、障害者会館、消費生活センター、中小企業振興センター、生涯学習センター、コンビニ、カフェ、そして司法書士事務所などを備えた正に文京区の「センター」そのものである。

 地下3階は都営地下鉄線に接続しており、外に出なくても区役所に出入りできる「全天候型」の区役所である。
 展望ラウンジからは、東京都全体が見渡せ、お上りさんの小生にとしては、無料で高みの見物が出来る最良のポイントとしてチェックした。
 このような区役所を見ると「凄いな、羨ましいな」と感じるが、果たしてこんな立派な建物が必要なのか?との大きな疑問も沸いてくる。
展望レストランは当然通常のレストランより割高で、普通の昼食などでは入れないといった感じ、24階の議場ロビーも展望ラウンジ同様空中に迫り出す状態の構造であったが、一般市民がどれだけ出入りしているのか?との疑問も沸いた。

建設コスト等も総合窓口の受付嬢に尋ねたが「分かりません」まあ、人口も多く、会社や企業も多いのだから区税収入も多いのだから、それに合った建物なのかも知れないが?

訪問したのは日曜日の午前中、1階のギャラリーシビックアートサロンでは何か催し物があり、大勢の市民が出入りしており、また、2階の戸籍住民課窓口でも休日受付がなされていて、大勢の市民が各種証明書の発行を待っていた。
こんな建物を見ると、田舎の都市の市長もこれを真似て市庁舎を建て替えたいと思う市長、議員も多いのではないかと思うが、我が長岡市は「身の丈に合った建物:シティーホール」であると思うが、皆さんはどう思いますか?