米百俵デー 市民の集い

ヤンジンさん

先日6月15日リリックホールで開催されました「米百俵デー 市民の集い」で第13回米百俵受賞者のチベットのバイマーヤンジンさんの講演には大変感動致しました。
 我々が日頃気付いていない日本の素晴らしさや、字が読めなくて、人に騙されたり、殺虫剤を薬と間違って飲んでしまったり、本当に生きるための教育とは何であるか?
そして、米百俵の精神である「教育が国をつくる基礎」となり科学が発達したのでこんなに素晴らしい今の日本があるのだ!ということを教えてもらったような気がします。そして、教育の大切さ、学校建設の大切さを力説された講演は本当に真に迫るものがありました。
 また、講演の冒頭に上映されましたチベットの学校風景や子どもたちの様子は正に感動の連続でした。
 授業を終わってからの夕方の自習で、声を精一杯張り上げての教科書の朗読、電気のない寮の寝室で、薄暗いローソクを囲んでの勉強等、ヤンジンさんの建学の精神が生き付いており、それら学ぶ意欲は我々日本人に増して凄い物があると感じました。

正に、受賞されたヤンジンさんの活動は、現代の米百俵であると高く評価すると同時に、逆に米百俵の本家である我々長岡人が、チベットの子ども達から「学ぶことの大切さ」「学ぶ意欲」を教えてもらったような気がしました。
教育とは、知識だけを教えるのではなく、その知識をどう活用していくかという知恵を教えることで、また、学校は学問だけではなく、生活つまり皆と一緒に生きることを教える場であるということを改めて気付かせてもらったような気がしました。

 ヤンジンさんが最後「教育の普及で50年後、100年後のチベットを期待していて下さい!」と言われた背景には、教育の目標、そして子ども達そしてそれに携わる先生達の強い思いが感じられる言葉でした。

 本日長岡市本会議で「子どもの学力と現在の教育現場について」と題して一般質問します。時間のある方は、多分2時半過ぎになるかと思いますので長岡ケーブルテレビ、FMながおか、そしてインターネット中継http://gikaivideo.city.nagaoka.niigata.jp/nagaokacongress/vod_top.aspをご覧下さい。