山古志キャンプ 1

被災が凄かった木篭地区で

 今年も恒例の栖吉地区青少年育成会連絡協議会のキャンプを先週末実施しました。
今年は夏休みの前後で5,6年生を対象とした小学校主催のキャンプを実施されるため例年に比べ参加者が少なく一寸残念でしたが、数年来のリピーターが半数以上おり、我らのキャンプのお得意さんだと思うと、人数に関係なくついつい力が入りました。
 今年のキャンプの内容は
1 震災からの復旧が一段落した山古志の見学を兼ねての13kmの散策

2 路線バス、コミュニティバスの乗車体験

3 ビンゴゲーム

4 散策時のためのドングリの枝などを材料とした杖作り

5 野外炊飯:肉の枝刺し焼き

6 各種カレー作り

7 蓬平温泉お祭り見学
8 長野県木島平から来た「鬼島太鼓」の演奏見学
9 日本最長の手彫り隧道:中山隧道の見学

10 山古志温泉入浴
等、盛りだくさんの内容でしたが、キャンプ終了後子ども達に「何が一番楽しかった?」と聞いたところ「出発前に後片づけで燃えるゴミを枝や杉葉と一緒に燃やした焚き火」という答えが返ってきました。
 「大人に指示されるのではなく、そして、大人が企画したことではなく、自らが考え行動して遊んだことが一番楽しいんだな!」と感じました。
 大人が企画やお膳立てをして子どもを遊ばせてやるのではなく、大人は自然の中で自由に遊ばせてあげる環境を提供してやることが大切であると思ったキャンプでした。