生ごみのバイオガス化

hiroshikaro2010-02-23

 長岡市が新年度から具体的に取り組む「生ごみのバイオガス化」の先進地、北海道砂川市の「クリーンプラザくるくる」を視察見学しました。
 この取り組みは、増加するごみ特に生ごみを資源として捉え、ガス化しそのガスを燃料や発電に利用したり、そして残渣は土壌改良材(肥料)として活用することを目的に開始されました。
 日量約17tの生ごみが持ち込まれ、それを処理し重量で約1%程の残渣しか出ないとのことに大変驚きました。

 生ごみ専用袋がそれぞれ10L 80円、6L 50円、そして3L 25円で販売されていることに「ちょっと高いな〜」と感じました。

 一番大切なのは生ごみを出す市民の分別であるとのことで、カルシウムによるプラントの配管閉塞などの問題から、出来れば生ごみの中に卵や貝殻を入れないで欲しいとのことが印象的でした。
 長岡は既に分別化が定着していますが、今後生ごみバイオガス化を導入するに当たって、より市民のごみに対する理解を深め、分別を徹底させることで、本事業の成果が左右されると思いました。