格調高き長岡日独協会総会

hiroshikaro2010-05-24

 長岡日独協会も発足して既に15年、昨晩長岡グランドホテルで第15回の総会が開催されました。
 総会に引き続き、講演会が開催、ドイツ通信社のラース・ニコライセン氏から「私と日本-新潟の印象ー」と題して40分間講演していただきました。
 来日されて既に12年、群馬県出身の女性と結婚され3児のパパとのことで、日本での生活を非常に楽しんでおられる様子でした。
 ジャーナリストとして心掛けていることは「東京イコール日本ではない、東京は政治・経済・文化の中心であるが、地方には様々な人々が居て、様々な文化がある。このようなドイツ人が知らない地方の人や文化を知らせることが私の使命です。」と話されました。
 日本の報道は殆どが東京中心で、それも殆どの新聞やテレビが金太郎あめの如く同じことを時間差で報道しています。是非日本のジャーナリストに彼の姿勢を見習って欲しいと思いました。

 講演会終了後は場所を宴会会場に移して、弦楽5重奏:シューベルトの「ます」をはじめとする、うっとりとする演奏に拍手喝采しました。
 演奏後は、いよいよお待ちかねのパーティー、小生の知り合いの長岡技科大のドイツ留学生4人も招待してもらい、それぞれステージに上がって、実に上手くなった日本語で自己紹介。
 ドイツワイン、ドイツビールそしてドイツの料理に舌鼓を打って、最後は、ドイツの歌「霞か雲か」そして日本の歌「朧月夜」を全員で合唱して閉会となりました。

 頭と耳と口とそしてお腹をフルに動かした本当に内容のある格調高き日独協会の総会となりました。
 是非、興味のある人は日独協会の会員になって参加してみてください。
 次回の集まりは12月5日のクリスマスパーティーです。
 チュッス