ドイツ再訪の旅 1

雪のフランクフルト国際空港

 40年振りという?大寒波に見舞われ、12月初めからドイツは雪の下、積雪は少なくても、融けては凍りの繰り返し、融雪用の「塩」は自治体の財政難から思うように散布されず、路面はアイスバーン状態。全国各地で自動車の事故、そして人が転んで怪我をする事故が頻発し、雪が降ってからの1ヶ月以上、ドイツの生活は大混乱?をきたしていた。

 ※除雪されない一般道路
 降り立ったフランクフルト国際空港は、ターミナルを連絡するスカイラインが雪のため不通となり、シャトルバスのピストン輸送、何処へどう行けば良いのか?戸惑う人々でロビーは大混乱。

 ※混雑するターミナルシャトルバス乗り場
 そしてドイツ鉄道(DB)の空港駅の切符売り場は長蛇の列、思いの列車の発車時刻に間に合わずイライラしながら20分程で切符が購入でき、ホームへ急ぐが、1時間、2時間遅れの列車が到着したり、発着番線が急遽変更になったりして大混乱。ようやく思いの列車に乗れたかと思ったら、足の踏み場も無い程の満杯状態。大きなトランクを抱えての移動は本当に大変だった。

 ※フランクフルト空港駅 地下切符売り場周辺

 ※フランクフルト国際空港遠距離列車ホーム

 ※時速250kmのスピード
 日本の新幹線同様世界に名を馳せ、各国に売り込みを図っているドイツの新幹線「ICE:インターシティー エクスプレス」は、動いてしまえば確かに250kmものスピードだが?時間の正確さ、そしてホーム停車位置、災害等の有事の対応等大きな課題があると思う。正にハードは問題ないが、ソフトはまだまだといった感である。
 通常のICインターシティーでは2時間ほどかかる所を、ICE専用のレーンを走れば僅か50分足らずで行けるので料金の高いのも頷けるが、日本円で7千円近くの料金には一寸驚いた。
 しかし、切符の買い方により様々な料金体系があるようで、使い慣れればそんなに高くないのかも知れないが、外国人よそ者にとっては随分冷たい料金体系となっている。
 客車は一杯だったので、ビュッフェ:食堂車に乗り込み、待望のドイツビールを飲みながら目的地Siegburug/Bonnに無事到着し、ドイツの小父さんPiet:ピートに再会できた。

 ※トランクを置く場所もない程の混雑

 ※快適なビュッフェ