ドイツ再訪の旅 5

歩道部分のみ除雪されている

 『西欧の義務』
 昨日も今日も終日雪片付けに追われました。
 昨日の『雪、雪、雪』のブログに、小生のスイスの友人から以下のメールが寄せられました。
『スイスでは、雪が降りますと、明け方4時すぎから、一般の人は、家の前の雪をどけ始めます。日本のようなドカ雪にはなりませんが、自分の家の前のことは、自分でするという躾が行き届いていますし、自宅の土地で、他人が転んで怪我をした場合は、その家の責任になります。それもあって、雪かきをするのかもしれませんが、除雪車が来ないなどと文句をいう人の話は聞いたことがありません。』
 このことはドイツでも同じで、写真の通り車道は除雪されていませんが、歩行者が通る場所、幅にして約70cm〜1mはそれぞれ面した家が除雪することになっています。

  ※雨だれが凍って滑るようになっているので立ち入らないよう棒が立て掛けてある。

  ※幹線道路は綺麗除雪されている。
 また、幹線でない道路に関しては、いくら市道であっても除雪は道路に面した世帯が経費負担をして行うことになっていますので、日本の様に町内会や自治会があるわけではありませんので大変です。
 日本は市道であれば黙っていても除雪車は来てくれますので、その分恵まれていると云えると思いますが、逆に何でもかんでも行政が行い過ぎ、多額の赤字を抱えているような日本の行政っと比較すると、果たしてどちらが良いのか?恵まれているのか?
 また、市民の義務や役割を忘れさせてしまい、そしてモンスター化させてしまう今の行政の対応は?首を傾げるのは私だけでしょうか?