錦鯉の池

　ドイツの友人から体調８０ｃｍ〜１００ｃｍの錦鯉１０匹程欲しいので仲介して呉れないかとの依頼があったので、小千谷の養鯉業者を訪ねました。ドイツ人の彼は、小生がドイツで農家実習をした３０年前、小学校１年生で、小生の後ろを追っかける可愛い少年でした。
　その彼が今は鯉の池を専門に造る造園家となり大活躍です。


　１月初め４年振りにドイツの彼の家を訪問したら、自宅の脇に１０００坪もある日本庭園を造成しており、そこには鯉の池、東屋、仏像、日本女性を象った石像、そして大きな石が配置されたていました。
　「ドイツで一番広いモデル的な日本庭園を造り、企業家等を招待し、会社や邸宅の庭を造成したい！」と意気込んでいました

　その大きな池に放つ錦鯉は大きなものが良いと云っても、本日訪問した養鯉業者の方のお話しでは、１匹当たりの値段が３０万円から〜１５０万円位もし、また送るのにも相当経費が掛ると聞き本当に驚きました。
　早速その話をドイツの友人にすると４月に来日したい！ということになりましたが、上手くこの商談がまとまれば！と期待しています。
　現在錦鯉を買う業者は９割近くが外国人とのことで、近年はタイなどの東南アジア、そして中国の方が中心になり、以前のヨーロッパは元気がなくなったとのことです。
　景気に左右される養鯉業者の方々の苦労を垣間見ました。