ちびっこ相撲大会

 8月8日栖吉小学校の5・6年生男子を対象とした『第38回ちびっこ相撲大会が悠久山相撲場』で開催されました。
 私もこの大会に関わって既に14年になりました。
 この相撲大会は、昭和48年に開始され、私が小学校を卒業してから4年目に開催された訳ですので、第1回の経験者は現在50歳と云うことになります。
 創始者は当時栖吉小学校の校長:遠藤政美先生で10年程前、高齢にもかかわらず、遠藤先生が褌を締めて土俵入りされたのが、今でも強く印象に残っています。
 その後、それまで相撲の指導をされて来られた相崎さん(大相撲三段目経験者)が、30回の記念大会を前に急逝されてしまい、その後の継続が危ぶまれましたが、相崎さんとは相撲以外でのお付き合いもあり、29回大会が終わった時に「来年は30回大会、是非、盛大なものにしましょう!」とお互い誓い合った仲であったことから、伝統ある大会を中断することは出来ず、代わりに指導して貰える指導者を探しに、東京両国の国技館までお願いに行ったり、当時、長岡にオープンしたばかりのラーメン屋の店長で、幕下まで経験された方の所へお願いに行ったりしましたが、時間の関係で断られてしまい、結局、自分が見よう見まねで指導することになり、既に9年も経ってしまったことに驚いています。
 30回大会から始めた「ちゃんこ鍋」も恒例となり、現在は500食も作るようになりました。
 また、中越地震後の平成17年には時津風部屋一門が大会に参加してくれ、また、18年19年には、当時阪之上小学校に疎開していた山古志小学校の5・6年生を招居て親善相撲大会を開催したり、錣山部屋:しころやま(関脇寺尾関が親方の部屋)の合宿が同時開催されたりと、大会は大いに賑わいました。
 土俵づくりを指導していただいた長岡角道会の重鎮も亡くなられ、地元にボランティアの方々から、土俵俵を編んで貰い、そして土俵づくりをして貰い、どうにかこれまで継続して来れたことに感謝しています。
 4年前からは、女子の腕相撲大会も同時開催し、学校、地域挙げての大会となりました。
 応援に駆けつけて呉れる家族の方々、そして地域の方々も年々多くなり充実した大会となっていること本当にうれしく思っています。
 40回大会を目指して頑張りたいと思っています。