ドイツ会総会

hiroshikaro2011-11-14

 毎年11月のこの時期開催しています国際農友会ドイツ会の総会を、最近ユネスコ世界遺産に指定されました岩手県平泉町中尊寺金色堂毛越寺で有名)で開催し、北は秋田県南は宮崎県から16名のメンバーが参加しました。
 昭和32年、今から54年も前にドイツに派遣された大先輩は既に84歳、そして翌年派遣されたもう一人の大先輩は、今年米寿を迎えられましたが、これら大先輩をはじめとする錚々たる方々が、毎年、元気な顔で集まってこられ、素晴らしいスピーチを披露いただけるのが一番の楽しみで、毎年、全国各地で総会を企画実施しております。
 小生がドイツから日本に帰国してこの方14年、東京、宮城松島、京都、松山、長岡、横須賀、青森、宮崎、札幌、東京、郡山、岡山、豊橋、岩手平泉で毎年総会を開催しております。
 経済状況の低迷もあったりしてか?或いはマンネリ化になってしまっているのか?最近の参加者数は20名前後で、低迷している状況ですが、秋の七夕と称して年1回の再会を楽しみにされている会員も多く、集まられる人たちで「和気藹藹」で良いのではないかとのことで、人数が集まらなくても楽しく有意義な会であると思っています。
 総会のメインはなんといっても懇親会後半の自由スピーチ、順番も時間も決めずに参加された方々全てからドイツの思い出話や近況を報告するのが恒例で、20分〜30分お話しされる方もおられますが、全員しっかり聞いており、終わりは拍手喝采という礼儀正しさこそが、ドイツ会総会の魅力ではないかと思っています。
 余り大勢集まると、この自由スピーチも時間制限等を設けなくてはいけなくなるので、20人前後が丁度良い人数ではないかと思いますが、何時ものことながら、老若男女関係なしにドイツでの実習経験という共通項で、皆、仲良く話しが出来る素晴らしさを実感できるこの日が毎年楽しみでなりません。
 来年は、九州で開催することになりましたが、湯布院、大分市内、そして熊本の黒川温泉等の開催地が候補に挙がりましたが、どこで開催されたとしても、兎に角皆元気な顔で会えることが第一目的である国際農友会総会に万歳!

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