水の話し

 今月の市政だよりと一緒に『水道だより』が配布、それを元に我が家の水事情を分析してみました。
 長岡市の現在の世帯数は、丁度100,000、そして年間の配水量は3,600万㎥/年、つまり長岡の1日の水の配水量は10万㎥/日、1世帯当たりの1日の水の使用量は、1㎥/日となります。言い換えれば、1世帯毎日1tもの水を使っていることになります。20Lの灯油タンクで50本もの水の量であると考えると正に驚きです。
 風呂を一杯にしても150Lですので、一体どこでそんなに使っているのか?と思いますが???
 2か月に1回検診されます水道・下水道料の請求書には2か月間の水道使用量が記されていますが、皆さんの所はどうなっていますか?平均で云えば60㎥になるかと思いますが、我が家の数値はその半分の30㎥です。
 理由は、
 1.屋根に降る雨水を利用していること。
 2.風呂の水を洗濯に利用していること。
 3.台所の蛇口の栓を足で蹴って出したり止めたりすることが出来ること。
 等が挙げられます。
1.の雨水利用については、10年ほど前に小生が議会で提案し「家庭用の雨水貯留層の設置に対して5万円を限度に長岡市から補助して貰える制度」を創設して貰い、それを、いの一番に利用させて貰い、現在500L(0.5㎥)の貯留層を2機設置してます。
 その貯留された水は、2階のトイレの中水道として利用すると同時に庭の花木用の水として、そして外周りの洗浄、掃除等の用水として活用しています。
2.風呂の水を洗濯に使うのは既に当たり前ですが、我が家では、それでも残った水を雨樋を通して、雨水貯留層に落とし(流入させ)、トイレや散水用に使用しています。夏の渇水期には大変重宝しています。
3.蛇口の栓を足で操作できるシステムは、新築当時からのもので既に14年になります。洗い物をしている時、水が要らない時は、右足のつま先でトンとキチンの下の板を突くと水が止まります。また、そこを突くと水が出るといった具合で、手が使えなくても自由に水の出止ができる優れものです。
 原発事故以来電気。節電ばかりが話題になっていますが、人間生きるためには電気よりも水の方が大切です。
 皆さんもこれを契機に節水・水の大切さについて考えてみてください!