新潟県立長岡聾学校

 聾学校の児童生徒をUNEの活動に参加して貰いたいとお願行ったところ、是非、学校評議委員になってもらえないかと頼まれ、引き受けてしまいました。
 今月初めの運動会、そして昨日の学校業課委員会に参加させて貰い、幼稚部から高等部そしてその上の専攻科まで、年齢にすると4歳から20歳までの子どもから成人までが一緒に学び、生活する学校制度に通常の学校にはない大切なものを発見したような気がします。
 まずは、先生方の情熱、日頃手話を使われているのも手伝ってか、評価委員会での説明は手や体を使って、子どもたちの状況を熱く語っておられる姿に感動しました。
 先生方はそれぞれ皆、子どもたちを幼稚部、小学部、中学部、高等部、そして専攻科と同じ学校で一貫的に見ることが出来るので、子どもたちの性格や能力を総合的に把握することが可能で、また家族の状況もしっかり把握されているように感じ、また、人数が少ないので、個々の障害や個性に合わせ、しっかりと教育指導されているような印象を受けました。
 このような状況で勉強できる子どもたちは幸せだと思いました。また、障害を克服して社会に巣立って行って欲しいとの熱い思いで、教育に励まれている先生が輝いて見えました。
 学校評議、評価委員は、昨今の学校が問題があるので、外部の人達が学校を評価する、学校に注文をつけるような感じを抱かせる名前ですが、聾学校の評議委員は、学校から色々なことを教えてもらえる役職のような感じがしました。
 学校と協力して障害者の為に何か出来たらと感じさせられた一日でした。