サラダクラブ

 東京府中市にあるキューピーと三菱商事が出資したカット野菜の工場「サラガクラブ」をドイツ人の青年と一緒に見学訪問してきました。
 ドイツ人の青年は、私が30年前農業実習で1年間お世話になったドイツの野菜農家フンケンさんの長男で、立派に成人し現在24歳、あと2年間、国際貿易の勉強をした後、後継者としてフンケン野菜工場「BAUER FUNKEN」に入るとのことで、現在夏期休暇を利用して日本を訪問、是非、日本のサラダ工場を見学したいとの希望だったので、帰国前にキューピーに無理をお願いし見学させて貰いました。
 私も過去数回フンケン野菜工場を見学したことがあったので、キューピーのサラダクラブと比較することが出来大変勉強になりました。
 衛生管理から作業効率や労働環境の向上の取り組み、そして価格安定の仕組み作り、食物スキャンダル(O157やサルモネラ等)原発事故等の風評被害に対する対応など、様々なことについて意見交換が出来、お互い大変有意義な視察見学となったと喜んで呉れました。
 また、新鮮野菜を扱う事業ですので、ドイツと日本では競合することは現時点ではありえないので、お互い忌憚のない意見交換が出来ました。
 これこそ本当の国際交流だと思えるような良い機会となりました。
 次回は是非ドイツに来て下さいと云って別れました。